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【Tachibana旅日記♯26】修学旅行(4日め)その2

 橘高等学校の修学旅行も、いよいよ最終日。東京駅で東北新幹線に乗り継ぎ、福島へと帰ってきました。一夜明けて、改めてご報告です。

東北新幹線も、団体専用列車に乗車します。

 東北新幹線は、一路福島を目指して北上します。旅の疲れなのか、旅が終わる寂しさなのか、車内はだいぶ静かだったように感じました。
 徐々に見慣れた景色が車窓から見えるようになり、福島駅に到着したころには、ほとんど日が暮れていました。

福島駅2階コンコースにて、解団式
お世話になった旅行業者の皆様へ、感謝のあいさつ

 新幹線を下車し、駅構内で解団式。式では、今回の修学旅行を企画・運営してくださった添乗員の皆さんに、生徒を代表してお礼の言葉が述べられました。「広島での平和学習を通して、平和の尊さを学び、自主研修では仲間と大切な思い出ができました。4日間、ありがとうございました」。


 修学旅行という「非日常」の4日間は、座学とは異なるさまざまなことを学ぶ機会でした。それは文化財を通じた歴史であったり、戦争の惨禍、平和の尊さであったり……。これら以外にも、自分たちが、集団行動を円滑に進めるうえで大切な存在であること、何か予定外のことが起きた時に臨機応変に対応すること、公共の場での過ごし方、等々、社会を形成するために大切なことを実感できる場でもありました。

 この修学旅行の実施にあたっては、保護者の皆さん、引率の先生、添乗員さん、カメラマンさん、看護師さんなどのスタッフの支え、宿泊施設や研修先の皆さんの支えがありました。だからこそ、大過なく修学旅行を終えることができたものと思います。
 その上で、もちろん、生徒一人ひとりがこの旅行の「主役」として、楽しみ、そして学んだことができて、その経験が今後の高校生活の中で生かすことができて、改めてこの修学旅行が「成功だった」「楽しかった」と言えるものになると思います。

 何はともあれ、皆さん、お帰りなさい。お疲れさまでした。
 そして、ありがとうございました。