【Tachibana Life♯42】3年生×未来:保護者会開催
6月19日(水)、3学年の保護者会を開催しました。1、2学年の保護者会では、文系・理系の選択であったり、修学旅行であったり、といった話題が含まれますが、3年生ともなれば、将来に向けた展望がメインになります。
保護者会に先立ち、『新課程大学入試に向けて』という演題で進路講演会を開きました。河合塾東北営業部から講師をお迎えし、最新の情報を交えつつ、受験生とその保護者としての心構えについて、講演をいただきました。
講師の先生からは、豊富な指導のご経験をふまえて「これから、どんなに順調に進んでも、どこかで必ず壁にあたる時期が来る。その時に『早く決まりたい』と考えて決断すると、結果として遠回りになることもある。保護者は見ていて辛くなることもあると思うが、ぜひ背中を押してあげてほしい」といった励ましの言葉がありました。
一方で、
「基礎基本が身につくとは、教科書、ワークの章末問題がすらすら解けるレベル」(!)
「答案は目に見えない面接。意図が伝わらなければいくら書いても意味がない」(!!)
「ケアレスミス、時間が足りないと言い続けている人は本番でも同じミスをする」(!!!)
など、ちょっと耳の痛い話もありましたが、学習の優先順位や、志望校判定の見方、受験学力の伸び方など、これからの実力養成に活かせる内容がたくさん盛り込まれた講演でした。
全体会では、校長や学年主任からそれぞれあいさつがありました。
○受験は団体戦。良い雰囲気を作って、最後の一人の進路決定までつなげよう。
○保護者の皆さまとも、緊密な連携・協力のもと、一体となって子どもたちを支えていきたい。
○希望を達成した自分自身の姿をイメージしよう。
○自分の学習のコントロールのために、「心」「体」「時間」をコントロールし、長丁場を乗り切ろう。
○受験をとおして、人間として成長していくのを実感する。1人ではなく、みんなで乗り切ろう。
その後、先ほどまでの講話とは切り口を変えた「橘高校オリジナルの進路講話」がありました。
そしてここからが、さらに橘高校オリジナル。
理型(医療系)(医療系以外)、文型(国公立)(私立)に分かれての類型別懇談会に移っていきました。この席では、生徒は同席せず、保護者の皆さまと、それぞれの類型の入試結果や動向等について、本校教職員による分析に基づいたお話をさせていただきました。目の前の生徒の状況をつぶさに把握しているからこその分析は、参加いただいた保護者の皆さまにとっても有益な情報となったであろうことを期待しています。
タイトル画像に、この日に向けて作成された資料の数々を掲載しました。公務の合間を縫って準備してきた学年の先生の苦労には頭が下がります。資料の重さには、これからの長丁場に挑む強い思いと覚悟が感じられました。
チーム橘、頑張ります!