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【Tachibana Life♯37】コース制×探究×1年生:これからの学びに向けたインプット

 1年生が入学して約1ヶ月強。まだまだ高校生活のペースに戸惑ったり、揺れ動く時期ではありますが、早くも2年時の文理選択に向け、自分の適性や興味などと向き合う時期になってきました。なりたい自分、就きたい職業と同時に、いよいよ「中学段階の延長」から「高校段階の学習」へと変化していく学習の難易度についてもしっかりとイメージし、慎重に選択してほしいと思います。
 今回の記事の関連情報が、橘高校公式ホームページにも記載されています。下記をご参照ください。

「県立高等学校普通科における特色あるコース制」実践に向けた講演会

 橘高校は、県教育委員会が定める「普通科における特色あるコース制」導入校として、「教育」「保健・医療」の2分野に関するさまざまな教育プログラムを実践しています。5月15日(水)に、その実践に向け、両分野における課題と今後の展望について、講演をいただきました。
 前述のように、文理選択を考え始める時期でもあり、また、今後の探究活動におけるテーマ設定の参考にしてもらいたいとの意図も込めて、1年生全員にこの講演を聴いてもらいました。

医療創生大学看護学部 大野明美先生に「医療・保健」分野の講演をいただきました
福島大学人間発達文化学類 神山真由先生に「教育」分野の講演をいただきました

 まだ自分の進路希望が漠然としていたり、両分野への進路希望を持っていなかったりする人も多いと思いますが、アンテナを高く掲げ、情報を取捨選択する力を磨くことで、新たな発見や気づきにつながることがあります。「食わず嫌い」に終わらないように自分を成長させてほしいです。

真剣にメモをとる姿、さすがです
講演の途中に、意見交換も活発に行われました

講演を振り返って(生徒の感想から)

ためになったこと、よかったと感じたこと、気がついたこと、発見したことなど(抜粋)

◆将来自分は何をしたら良いのか分かっていませんでしたが、自分に向いてる未来の方向的なものに気づけました。また、人と接する環境にいる自分を想像することができ、自分の仕事について考えるのが不安から少し楽しみに変わった気がしました。
当たり前に思っていた「学ぶこと」について考え、問題点に対して自分なりに解決策を考えることができてよかったと思いました。
◆将来何の職業に就きたいかではなく、この先にその職業に就いて何がしたいか、人のために何ができるのかを考えて職業選択をしたいと思いました。

今後にどうつなげていきたいか(抜粋)

普段の自分では気づかなかったり、知ろうと思わなければ知ることがないことなどをこの講演でたくさん知ることが出来た良い機会だったと思います。また、この講演で学んだことを将来のなりたい職業と照らし合わせながら今後の生活に生かしていきたいなと思いました。
◆自分の興味がある道をしっかりと調べて、人の役に立てる大人になれるようになっていきたいです。
◆これからの様々な問題について、自分は関係ないと思わず、自分がどう関わって、どう支えることができるか考えて、行動することが大事だと思いました。