3月29日(金)、令和6年度人事異動により橘高校を離れる教職員の離任式を行いました。この日はあいにくの雨模様でしたが、多くの卒業生も詰めかけ、ともに高校生活を過ごした教職員との別れを惜しみ、門出を祝っていました。 離任式といえば、離任者それぞれの思いのこもった挨拶が定番です。ここでは、離任者から橘高校生に贈られた言葉を、僭越ながら要約してご紹介いたします。 ◎大江健三郎や、ゲーテの逸話から、物事の本質を見きわめるためには、物事を見つめる「意志」と「時間」が必要だと改めて
3月11日、東日本大震災の発生から13年が経過しました。震災からの復興が謳われる一方、福島第一原子力発電所事故の収束に向けてはまだまだ難問が立ちはだかっています。 そういった現状の中、震災・原発事故からの復興について学びの成果を発信する高校生の輪の中に、橘高校の2年生4名が加わり、思いを共有する皆さんと意見を交わしました。 本事業は、今回で2回目となる取組で、福島の食に対する風評被害が未だ0ではないことから、福島の復興への一助として始まったものです。タイトルにもあるよ
タイトル画像に掲載したのは、本校の校名にも冠せられる「橘」の花です。本校内で鉢植えにしている植木が、寒さに負けずに花を開きはじめていたので、撮影してみました。 橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の木 (橘は、実も、花も、その葉までもが素晴らしく、枝に霜が降っても、ますます栄える常葉の木ですね) 「万葉集」に収められた聖武天皇の歌です。古来、1年を通じて葉が緑色を保つ常緑樹であることや、比較的長い間果実が枝に残ることなどから、「繁栄」を象徴する縁起の良い木と