福島県立橘高等学校

本校は、校訓「自主・自律・自立」のもと、自由な校風の中で生徒一人ひとりが互いを認め合い…

福島県立橘高等学校

本校は、校訓「自主・自律・自立」のもと、自由な校風の中で生徒一人ひとりが互いを認め合い、知性や個性を磨き合い、高め合うことのできる学校です。勉強にも、部活動にも、学校行事にも、ひたむきに取り組む本校のいろいろな表情を、noteを通じて発信していきます。

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橘高校の自己紹介

 平成15(2003)年、男女共学となり、前身の「福島女子高校」から「橘高校」になりました。共学となって21年目を迎えました。    令和5(2023)年2月県教育委員会が策定した「スクール・ミッション」では、橘高校の社会的役割をこのようにうたっています。 1 自主・自律・自立の精神にもとづく県北地区進学指導重点校 2 自由な気風のもと、各分野で社会の発展に貢献できるリーダー的人材を   育成する 3 各種の教育活動により、新しい時代に活躍できる人材を育て、地域の   期待に

    • 【Tachibana Life♯33】ブカツ、サイコー!!

       令和6年度がはじまって約3週間、大型連休が目前に迫ってきました。  この連休を過ぎると、県高校総体に向けた地区大会などが開催され、各種目で県大会出場を目指して熱戦が繰り広げられることとなります。  勉強との両立を目指して苦労を重ねてきた3年生にとって、「結果を出す=勝つ」ことは大きな目標です。でも、それだけが部活の「すべて」なのでしょうか?  橘高校では、例年この時期に、生徒会が運動部に所属する生徒に呼びかけ、「運動部活動集会」を開催しています。  集会では、主に保健体育

      • 【Tachibana Life♯32】中学生から高校生へ、「橘高校生」へ

         4月8日(月)、好天に恵まれ、橘高等学校入学式が挙行されました。280名の新しい仲間を迎え、2024年度の「Tachibana Life」がスタートしました。入学から10日ほどが経ち、緊張もだんだんとほぐれつつあるようです。そんな橘高校22期生の様子を振り返ります。 対面式  4月9日(火)、前日に入学式を行った同じ体育館で、新入生と2・3年生の対面式が行われました。2・3年生が待つ中を、担任に先導されて入場してくる新入生の表情には、まだまだ硬さが感じられました。  

        • 【Tachibana Life♯31】贈る言葉

           3月29日(金)、令和6年度人事異動により橘高校を離れる教職員の離任式を行いました。この日はあいにくの雨模様でしたが、多くの卒業生も詰めかけ、ともに高校生活を過ごした教職員との別れを惜しみ、門出を祝っていました。  離任式といえば、離任者それぞれの思いのこもった挨拶が定番です。ここでは、離任者から橘高校生に贈られた言葉を、僭越ながら要約してご紹介いたします。 ◎大江健三郎や、ゲーテの逸話から、物事の本質を見きわめるためには、物事を見つめる「意志」と「時間」が必要だと改めて

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        橘高校の自己紹介

          【Tachibana Life♯30】高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから

           3月11日、東日本大震災の発生から13年が経過しました。震災からの復興が謳われる一方、福島第一原子力発電所事故の収束に向けてはまだまだ難問が立ちはだかっています。  そういった現状の中、震災・原発事故からの復興について学びの成果を発信する高校生の輪の中に、橘高校の2年生4名が加わり、思いを共有する皆さんと意見を交わしました。  本事業は、今回で2回目となる取組で、福島の食に対する風評被害が未だ0ではないことから、福島の復興への一助として始まったものです。タイトルにもあるよ

          【Tachibana Life♯30】高校生から学ぶ ふくしまの今とこれから

          【Tachibana Life♯29】旅立ちの日

           タイトル画像に掲載したのは、本校の校名にも冠せられる「橘」の花です。本校内で鉢植えにしている植木が、寒さに負けずに花を開きはじめていたので、撮影してみました。  橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の木  (橘は、実も、花も、その葉までもが素晴らしく、枝に霜が降っても、ますます栄える常葉の木ですね)  「万葉集」に収められた聖武天皇の歌です。古来、1年を通じて葉が緑色を保つ常緑樹であることや、比較的長い間果実が枝に残ることなどから、「繁栄」を象徴する縁起の良い木と

          【Tachibana Life♯29】旅立ちの日

          【Tachibana Life♯28】これが「青瞬」だ!~文化祭実行委員長が「たちばな祭」を振り返る

           卒業式を間近に控えたこの時期、卒業アルバムや生徒会誌など、1年を振り返るさまざまなアイテムが手元に届くようになりました。そこで、noteアカウントでも、今年度の行事を振り返ってみたいと思います。  8月25日(金)、26日(土)の2日間にわたり、橘高等学校伝統の学校祭「たちばな祭」が開催されました。5年ぶりの公開文化祭とあって、教職員・生徒とも手探りしながらの開催となりました。公開の範囲は限定させていただきましたが、おかげさまで盛況のうちに文化祭を終えることができました。

          【Tachibana Life♯28】これが「青瞬」だ!~文化祭実行委員長が「たちばな祭」を振り返る

          【Tachibana Life♯27】卒業間近の校内

           国公立大学の前期試験も終わり、卒業式まであとわずかとなりました。  2月27日(火)、生徒昇降口の吹き抜けをはじめ、周辺に卒業をお祝いする飾り付けが施されました。  3年生の皆さんにとって、橘高校での3年間はどんな時間だったのでしょうか。辛かったことや悲しかったこと、思い通りにならなくて苦しかったことなどさまざまだと思いますが、それを上回る喜びや楽しさが感じられ、成長につながった3年間であったなら嬉しく思います。階段踊り場に掲げられたメッセージどおり、卒業式が“HAPPY

          【Tachibana Life♯27】卒業間近の校内

          【Tachibana旅日記♯26】修学旅行(4日め)その2

           橘高等学校の修学旅行も、いよいよ最終日。東京駅で東北新幹線に乗り継ぎ、福島へと帰ってきました。一夜明けて、改めてご報告です。  東北新幹線は、一路福島を目指して北上します。旅の疲れなのか、旅が終わる寂しさなのか、車内はだいぶ静かだったように感じました。  徐々に見慣れた景色が車窓から見えるようになり、福島駅に到着したころには、ほとんど日が暮れていました。  新幹線を下車し、駅構内で解団式。式では、今回の修学旅行を企画・運営してくださった添乗員の皆さんに、生徒を代表してお

          【Tachibana旅日記♯26】修学旅行(4日め)その2

          【Tachibana旅日記♯25】修学旅行(4日め)その1

           橘高等学校の修学旅行も、いよいよ最終日。今日1日も、それぞれにとってよい学びが得られることを願って、出発します。  ホテルを後にして、国道1号線を経由し清水寺へと向かいます。今度こそ、関跡が見られるかと期待していましたが、残念ながら視界にとらえることはできませんでした。しかし、京都へと向かう道は勾配がかなりキツく、関所が設けられていたというのも納得です。かつての旅人は、この坂道を歩いて越えたと思うと感慨深いものがありました。  京都を代表する名所でもあり、どんどんと人が

          【Tachibana旅日記♯25】修学旅行(4日め)その1

          【Tachibana旅日記♯24】修学旅行(3日め)その2

           琵琶湖や、その向こうにそびえる比叡山にも、徐々に夜のとばりが下りてきました。1日の自主研修を終えた生徒の皆さんが、大きな荷物を抱えて帰ってきました。荷物の中には、京都のお土産と、1日分の思い出との両方がぎっしり詰まっていることでしょう。   1日歩き回って疲れた表情も見えますが、どこか心地よい疲れのように見えます。少々のハプニングはあったようですが、知恵と工夫と少々の度胸で乗り越えてきたようです。  夕食。食卓を囲みながら、今日の研修の様子だったり、昨日までの修学旅行の

          【Tachibana旅日記♯24】修学旅行(3日め)その2

          【Tachibana旅日記♯23】修学旅行(3日め)その1

           朝日に照らされた琵琶湖がきれいな姿を見せた3日め。班別研修にはもってこいの1日になりそうです。   一刻も早く準備を整えて出発したい、という気持ちの表れか、はたまた朝食はしっかり食べたいという健康的な欲求からか、一部の生徒は朝食会場が開く前からスタンバイをしていました。  朝食後、班ごとに出発前のメンバー確認を行い、準備していただいたシャトルバスで大津駅へと向かい、そこから京都へと入ります。想定内のアクシデントがいくつかありつつも、そこは「お約束」。気を取り直して出発し

          【Tachibana旅日記♯23】修学旅行(3日め)その1

          【Tachibana旅日記♯22】修学旅行(2日め)その2

           上洛した修学旅行団一行は、京都駅からバスに乗り換え、一路宇治へ。平等院鳳凰堂を目指します。  10円硬貨の表にデザインされた、おそらく生徒の皆さんにとって最も馴染み深い文化財です。  参拝客が非常に多かったこともあり、ご本尊の阿弥陀如来を収める内陣まではなかなか入堂できませんでした。気が付けば、池越しにご本尊を拝見できる扉も閉ざされてしまうぐらいの時間になってしまい、残念至極。  ですが、有名な文化財をバックに各クラスが(小学生に冷やかされたり、外国人観光客に撮影された

          【Tachibana旅日記♯22】修学旅行(2日め)その2

          【Tachibana旅日記♯21】修学旅行(2日め)その1

           学校の場を離れての学びとなる修学旅行。2日目も好天に恵まれそうです。  2日めの午前中は、広島平和記念公園での平和学習。生徒の皆さんの多くが、学びの意味を理解し、式典の礼装に準じた服装で学習に臨みます。  広島平和記念公園での研修は、被爆体験講話をはさんで「資料館」の見学と、「ピースパークツアー」の2コースに分かれて実施しました。  ピースパークツアーは、小グループに分かれ、語り部ボランティア(地元では「若者」と呼ぶそうです)とのワークショップを行いながら記念公園内の史

          【Tachibana旅日記♯21】修学旅行(2日め)その1

          【Tachibana旅日記♯20】修学旅行(1日め)その2

           本日から、橘高等学校2学年の修学旅行です。教室を離れた、社会の中での学びの始まりです。この4日間で、生徒の皆さんはどんな学びを得てきてくれるでしょうか。  福島を出発してから約6時間の長旅を終え、やってきました広島駅。ここでバスに乗り換え、一路宮島を目指します。同じ国内ではありますが、雰囲気は異なるようで、路面電車の軌道には多くの人たちが反応していました。実際に走っているのを見ることができずに残念でした(が、夕食会場に向かうバスからはその姿を見ることができました)。  

          【Tachibana旅日記♯20】修学旅行(1日め)その2

          【Tachibana旅日記♯19】修学旅行(1日め)その1

           本日から、橘高等学校2学年の修学旅行です。教室を離れた、社会の中での学びの始まりです。この4日間で、生徒の皆さんはどんな学びを得てきてくれるでしょうか。  朝7:00前から、福島駅西口に生徒の皆さんが続々と集合し始めました。人員確認のあと、旅行業者の方から、新幹線乗車に関する注意事項等を説明いただき、2班に分かれて新幹線に乗車し、東京へと向かいました。  東京駅では、同じように関西方面に向かう修学旅行生の一団と遭遇しました。橘高校生は基本的に制服を着用していないため、他

          【Tachibana旅日記♯19】修学旅行(1日め)その1